2016年3月16日水曜日

Adobe Capture と Inkscapeのトレース機能比較

お金をかけずにトレースしたい

わがままな話ですが、お金をかけずにトレースしたいです(笑)
LINEスタンプを作るとき、手書きのイラストを写真に撮ってトレースしてます。
ペンタブで書けよ!と思われるかもしれませんが、やっぱり手書きするのとは少し違うんですよね…。
(10年前くらいのペンタブを使ってるから、性能が悪いだけかも。)

今のところ、Adobe Captureがきれいにトレースしてくれる感じなのですが、ちょっとしたデメリットもありまして、Inkscapeというフリーソフトがあるようなので、比較してみたいと思います。

今回は、使い方ははしょってトレースの結果のみ比較しています。


比較に使う元画像

今回使う比較画像はこちら↓↓
イラストを紙に書いたものを写真で撮っています。


比較

上:Adobe Caputureによるトレース
下:Inkscapeによるトレース
(画像の大きさが違うのはごめんなさいw)


Adobe Caputureによるトレースについて

Adobe Captureによるトレースは、線と線のつなぎ目が太くなってしまうことだと思います。
画像の赤丸のところです。


平滑化?最適化するためだと思うのですが。
ぐにゃっと曲がりすぎて何が何だか分からなくなる時があります。
もちろん、そのおかげできれいな線に仕上がっているのは否めない。

Inkscapeによるトレースについて

Inkscapeによるトレースは、いい意味でも悪い意味でも原画に忠実!
手書きでカクカクなってしまったところはカクカクしています。


ただ、Inkscapeには、トレース時に平滑化や明るさの境界値など、設定パラメータがあり調整できるようなので、もう少しきれいになるかもしれない。
使い方研究する価値アリ!


感想

Adobe CaptureはAdobe Drawと連携していて、iPadで色付けまで完結してしまうところが◎!
ただし、トレース時に線がぐにゃっとぼてっとなる箇所がある。
Adobe Drawって直感的にお絵かき・塗り絵ができるので本当に便利なんです。

Inkscapeは、手書き線に忠実にトレースできるが、手書きのミスがカバーできない。
そして、色付け作業などPC作業が多くなってしまう。
(私の場合、デスクトップなので机の前でしか作業できない。)

トレースってやっぱり難しいですよねぇ。
とはいえ、フリーでここまできれいにトレースできるとは素晴らしい。
LINEスタンプ作成での理想のトレースは、線が均一の太さで、カクカクしてない線w
だったら、やっぱりIllustrator×ペンタブになってしまうのだろうな。

ん~~~。どっちを使っていくか、第三の道を探すか悩ましい。

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